きっかけは自分の住む家をつくったこと

「ログハウスを自分でつくりたいなぁ」
そう想い始めたのは2000年の春ごろでした。それから休日を利用して2年半かけて、日曜大工で家を建てました。それまで「ものづくり」といえば趣味のプラモデル程度の小さなものでしたが、関連書籍やインターネットで情報を集め、ひとつひとつ道具を揃えていきながら、素人でも楽しく家を建てることができました。その経験は楽しくて有意義なものでしたが、同じ価値観を共有する友達は居らず、身近に相談できる人もいませんでした、、

「きっとこれからは自分で家を作りたい人は増えてくるはず、だったら自分はその人をサポートできるプロになりたい!」

と思ったのが起業するきっかけでした。

起業独立の現実

そして2010年4月にそれまでの仕事から退路を絶って起業しました。
「プラモデルみたいな誰でも簡単にできる家づくり」を目指して、
会社名を1/1スケール株式会社としました。

当初は建築素人で、技術も知識も販売先もなく、仕事がない日々が続き、
準備していた資金はあっという間につきました。

自分に出来て、お客さんに喜んでもらえることは何だろうと色々なことを試しました。出来るものは何でもつくりました。

ある時は移動式のピザ窯をつくり、イベントなどで実際にピザを焼いて販売しました。店づくりだけでなく売り方やコストなど、飲食業について学びがありました。

ある時はノベルティグッズをつくりたいと焼印の製作依頼がありました。ロゴマークや販促デザインなど、お店づくりにおいてコンセプトの大切さを知りました。

他にも経験させていただいた色々なものづくりが、現在の仕事に役立っていますので、無駄なことってないんだなと実感しています。

すべてはお客さまの喜びのために

いろんな失敗を繰り返してきましたが、
新築のログハウスやお店のリノベーションなど
仕事の幅も徐々に広がってきました。
周りの方に支えられてなんとかここまでやってこれました。

「ものづくり」は私にとって、仕事というより「生き方」です。
「自分でつくる家づくり」で経験した「心豊かな」生き方を実現するために、
これからも「自分でつくる」をテーマに、お客様に喜んでもらえるいろいろな物を創造していきます。

1/1スケール株式会社 代表取締役 池田 達紀